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03 February 2022

東京国立近代美術館に行ってきました!


今回は、個人的に思い出深い東京の名所として、九段下から北の丸公園を散策し、東京国立近代美術館に行きます。
コートが無くても歩けるくらいのぽかぽか陽気で、散策するには最高の天気です。
東京国立近代美術館をめざし、まずは九段下駅を出て散策をスタート!

千鳥ヶ淵.jpg
千鳥ヶ淵を眺めながら、北の丸公園へ向かいます。
浅瀬では、コサギやマガモが餌をついばんだり、のんびりと羽繕いをして、今日の陽気を満喫しているようです。
今の時期の千鳥ヶ淵は色が少なくやや寂しい景色ですが、実は東京屈指の桜の名所として有名で、春には鮮やかに咲き誇る桜を望むことができます。
コロナの影響で立ち止まって桜を楽しむことが難しいですが、早く満開の桜の下でお花見を楽しめる日が来るといいですね!

田安門.jpg
ここから、国指定重要文化財である田安門をくぐり抜けて、北の丸公園に入ります。
この田安門の上部は櫓(やぐら)になっており、城の防御や物見に使用されたそうで、現存する旧江戸城の建築物では最古のものだそうです。
今までは門の存在など気にも留めなかったのですが、調べるうちに歴史の重みを感じ、この大きさ、重厚さに圧倒されてしまいました。

武道館.jpg
田安門を抜け、北の丸公園に入ってすぐに日本武道館が見えます。
富士山の裾野を引くような大屋根は武道の精神を表しており、1964年の東京オリンピックで初めて正式競技に採用された、柔道の試合会場になりました。
まったく武道の経験が無い私にとってはライブ会場としてのイメージの方が大きく、学生時代に行ったライブを思い出して、自分が少し若返ったような気がしました。

東京国立近代美術館看板.jpg
そして、最終目的地の東京国立近代美術館に到着。
東京の中心部である皇居のほど近くに建つ、日本で最初の国立美術館です。
横山大観、菱田春草、岸田劉生らの重要文化財を含む、13,000点を超える国内最大級のコレクションを誇り、明治から現代までの幅広いジャンルにわたって、日本・海外の名作を多数所蔵しています。

今回は、会期ごとに約200点を展示する所蔵作品展「MOMATコレクション」を訪れました。
ちなみに今会期の所蔵作品展(2021年10月5日~2022年2月13日)にて展示されていた重要文化財指定作品は4点。

●原田直次郎《騎龍観音》1890年
●和田三造《南風》1907年
●萬鉄五郎《裸体美人》1912年
●岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》1915年
この作品群の豪華さで観覧料がたったの500円とは驚きです!

眺めの良い部屋.jpg
途中、展望休憩室「眺めの良い部屋」から、夕日に映える皇居や東京の街を見下ろしたときに、十数年前に家族で東京国立近代美術館を訪れたときのことがありありと思いだされ、一緒に歩いた街の風景や、食事した時の笑顔など、忘れかけていた思い出が一気にあふれ出て、ノスタルジックな気分になりました。

今日は、東京国立近代美術館の展示作品で感動したことはもちろんですが、家族との懐かしい時間を思い出すことができ、本当に充実した一日となりました。


東京国立近代美術館
開館時間:10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)
※企画展は、展覧会により開館時間が異なる場合があります。
詳細は各企画展ページでご確認ください。
休館日:月曜日(祝日は開館し翌平日休館)、展示替期間、年末年始
観覧料:≪所蔵作品展≫ 一般500円 大学生250円
※企画展は、展覧会によ観覧料が異なります。
詳細は各企画展ページでご確認ください。

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共同印刷株式会社 アート&カルチャー事業
 TEL:03-3817-2290(受付時間:平日10:00 - 17:00)
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